回転とマッチング

今回リリースされたバージョンから部品の回転のマッチングが入りました.前のビスケットで使われていた機能ですが,あたらしいバージョンではランダムと機能がぶつかる可能性があったので,まだ入れていませんでした.

今回から,

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のようなメガネで,だるまが回転しながら進むというプログラムになります.ここにあります.

これまでのバージョンではランダムに2つのメガネが選択されていました.今回から,ステージのだるまの向きが上なら上のメガネ,下なら下のメガネが選択されます.上向きならお尻をちゅ真に回転して,逆さ向きなら頭を中心に回転するということです.

動作は以前のブログに書いてますが,そこにランダムも拡張されています.

例をあげます.

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最初のメガネで棒人間が回転しながら矢印を生成して行きます.回転しながらの生成なので,矢印はきれいに時計の針のようにいろんな向きに生成されます.

上の2つのメガネは矢印が上を向いていたら青い1か赤い1をランダムに変わります.つぎのメガネは矢印が4時の方向にあるとき2に変わります.最後のめがねは矢印が7時の方向にあるとき3に変わります.

これを走らせると

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のようになります.たとえば2と3が切り替わるのは,4時と7時の中間くらい(5時半)になっています.このように矢印の向きでどのめがねを呼び出すかを決められます.

正確に同じ角度に矢印を向けることができれば,どっちの角度を使うかはランダムに決まります.しかし今の実装はランダムの効果は角度の1/1000ですので,1/1000の精度で角度を一致させないとランダムになりません.ですが,最初に部品をもってきたとき(回転させないように注意すれば,それは正確に0度を向いていますから,そこではランダムが保証されます.そこで青い1と赤い1がランダムにできるのです.

もし将来の実装で,角度を正確に指定できる(たとえば角度に関する方眼紙のような機能)が追加されれば,いろいろな向きでランダムが可能になると思います.

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