おはじきの続きです.
今度は方眼紙の一番小さいメモリでつくります.速度も亀にして一番ゆっくり動くようにしましょう.
まず2つ絵を描きます.マスの中に入るようにして,>と丸です.
>が進むと丸が作られるメガネを作り,ステージに>を置くとこのようになります.ここまでは前のと同じですね.
ここでマスの中に3を描いて,
のようなメガネをつくります.メガネの左には丸が3つ並んでいます.右には3を入れます.3は一番右側の丸があった場所に置くのがポイントです.
走らせると,丸が次々生まれて,3つできるごとに「3」に変わって行きます.
次に薄い色を使って,縦に長い棒を描きます.これを最初のメガネの右側に重ねます.
ちょうど,丸に串が刺さったような感じですね.
動かすとこんな感じになります.
今度は赤い色の丸を描いて,串の上に置きます.
「4」の絵を描いて,赤丸が4つ並んだら「4」に変わるメガネをつくります.この4を置く場所も,一番右側の赤丸があった場所にしてください.
ちょうど,棒が12本目のところと24本目のところで4と3が縦に揃っています.
同じようにして,緑の丸を描いて,串に刺します.「5」の絵を描いて,緑の丸が5つ並ぶと「5」に変わるメガネをつくります.
棒が15本目と30本目のところで5と3が縦に揃っています.
一番小さな方眼紙は横方向に32マスあるので,3,4,5が3つ揃う60まではつくれません.
そこで,ビスケットらしい裏技をつかいます.
方眼紙の設定を無しにして,滑らかに動くようにします.ビスケットのプログラミングテクニックの一つで,作る時に方眼紙にしてぴったり揃うようにしておいて,動かす時には方眼紙を外して滑らかにする,というのがありますが,まさにそれです.
そして,最初のメガネの右側で「>」をほんの少しだけ上にずらします.こうすることで少しずつ斜めになります.
いい具合に斜めに並ぶようにメガネの中の「>」の位置を工夫してみてください.あまり大きくずらしてしまうと,傾きが急になって,メガネが動かなくなるので注意してくださいね.
さて,ずっと走らせていると60のところで3,4,5が揃ってますね.棒を数えるのが大変ですが,5の倍数で追って行くと確かに60番目です.
こうなると,一時停止とか画面キャプチャの機能があるともっといいですね.