ビスケットである数が3の倍数かどうかを調べるプログラムを作ってみました.
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まずは,裏技の割れたメガネをつかって,青い丸を3つずつ消してゆくプログラムです.割れたメガネというのは,レンズのヒビで,絵の位置関係を無視してマッチするというもので,ここではレンズが3つに割れてそれぞれのエリアに青い丸が入っているので,とにかく画面上から青い丸を3つ探してきて,消す,というプログラムになります(割れたメガネ:メガネの矢印を長押しするとまず上下に割れます.もう一度長押しすると3分割します.もう一度長押しすると戻ります.しかし,試験的な機能なのでバグがあるかもしれません).
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青い丸が2つ残ったので,最初にあった青い丸の数(8個)は3の倍数ではない(2余る)ことがわかりました.
では,数字を使ったらどうなるかやってみましょう.
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10は5と5に分かれる,9は4と5に分かれる,8は3と5に分かれる,7は2と5に分かれる,6は1と5に分かれる,というのをつくりました.これで,6から10までの数は5以下の数に分解されて表されるようになります.本当は10より大きな数も作っても良いのかもしれませんが,ここでは10以上の数は絵を組み合わせて表現することにします.たとえば24だったら,10の絵が2つと4の絵で表します.もし,もっと大きな数を表したければ,たとえば50の絵を用意して,50は10が5つ,というのでよいでしょう.
さて,これらの数から3を引いていきます.
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5までの数で3が引ける3つの数について,それぞれメガネをつくります.3を引けたら星の絵を置きます.
ここまでで,いくつかの星と,バラバラの1と2が何個かになるはずです.バラバラの1と2を組み合わせて3を作ります.
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ここでは,やはり割れたメガネで,離れたところにある2と1を足して3にする.1と1を足して2にする.2と2を足して4にする.です.では実際にうごかしてみましょう.
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これは25です.
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10は5と5に分かれて,5は3を1回ひいて2が残りました.
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2と2で4ができます.
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4から3を引いて星と1になります.
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2と1で3になります.
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3は星にかわります.
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最後に1が残りました.星は8つあります.25は3を8回引けて,1が余るということです.
実は,最初2と2を足すというのを作るのを忘れていました.ステージには2がいくつも残って止まったのでした.それで,2+2もつくらなければいけない,と思い出したのでした.こんな感じで,最初から完成品を作るというよりは,変な終わり方をしたときに,足りないメガネを考えて付け足す,という作り方をした方が肩が凝らなくてよいと思います.
大事なことはメガネの左右が合っていること(2+2=3のように間違うとダメ)です.合ってさえ入れば,余計なメガネがいくつあっても問題はありません.
このつくりかたは,まず5以下の数に分解してから,3を引くようにしましたが,大きな数から3を直接引くようにしても動きます.たとえば,10は星3つと1に分かれるとかです.その方がわかりやすいかもしれませんね.
これは2年生くらいの算数で使えるのかどうか不明ですが,確実に算数の世界を広げる役には立ちそうですね.