グズっている子どもをビスケットであやす方法

講演会とか何かの集まりで子連れで参加しているお母さんがいらっしゃいます.遠慮しがちで,ちょっとでも子どもが騒ぐと「シー」って言わなきゃない感じで. 放っておくと,怖そうなおじさんが「黙らせろ!」とか言いそうですよね.というか,ただの咳払いとかでも気になっちゃう.で,とうとう子どもが泣き出しちゃって,お母さんは抱きかかえて廊下に出る.で,お菓子とかで少し機嫌をとって,またトライしますが,それも時間の問題ですよね.

そういうシーンに出会うと,なんとかしてあげたい,けどどうしていいかわからないし,ですよね.

そんなときに,タブレットでビスケットを触らせてあげるのはいかがでしょうか?スマホでもいいですね.僕はiPad miniを持ち歩いているので,それを使います.

ちょっと,そのテクニックをご紹介しますね.

いろんなことができる「ひとりであそぶ」がいいです.大事な点は1時間飽きずに遊ばせるということです.ですから,極力小出しにします.飽きるまで遊ばせて,次の技を出すと言う感じ.

まずはお絵かき.ここでは,絵が描ける.絵が消せる(なかったことにできる).色が選べる.この辺りで十分遊べます.適当なところで丸を押して確定.

つぎの遊びは,自分の描いた絵が,たくさん出てくるということ.いくつでも出せます.それから全部戻して消すこともできます.これは,積み木を箱から出して,また戻して,って遊びですから,その無意味な感じに焦らないで見守りましょう.というか,自分も講演の話を聞きたいので,聞きながらの対応です,もちろん.

そのつぎは,まだ絵を動かさないで,次の絵を描かせるのがいいでしょうね.たくさん描けるってのは夢のような環境ですよ.紙がもったいないとかないですからね.クレヨンも折れたりしないし.

そろそろ飽きそうかなのところで,メガネで動かしてあげます.子どもが自分でメガネで動かすというのはなかなか難しいので(年齢にもよりますが),メガネはこちらで作ってあげます.

その時点ですでに,5個ぐらいその子が描いた絵があるので,それを順番に動かしてあげます.動かす方向を聞いてもいいかもしれないですね.「どっちに動かしたい?って」. で,その子が自分でやりたくなったら見守りましょう.

画面が,ぐっちゃぐちゃになるんで「初めからやる?」って聞いてみてもいいですね.OKだったら保存ボタンで送られて全部消えます.また変な絵をどんどん描きますよ.

さらに,飽きたころに,「触ったら出てくる」をやります.メガネの左側には「タッチ」だけを入れて,右側にその子が描いた絵をいれます.四角のボタンをおして全画面にしたら,画面を触ると自分の絵がどんどん出てくる.これは相当喜びますよ.さらに出てきた絵は動きますからね.

こんな感じで.1時間は余裕で子どもと遊んであげられます.

ビスケットはお菓子よりも効果があるんじゃないですかね.

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