鏡像模様

新ビスケットの「メガネの連結」機能をつかって、鏡像の模様を作ります。

一番細かい方眼紙のモードにします。

マス目の中に入るように、2つ絵を描きます。絵が重なってもわかりやすいように半透明の色で描いておくのがよいでしょう。

ステージに白丸の絵を横に並べて置きます。

メガネを一つ置いて。

メガネのまんなかをタッチして、メガネの設定画面に進みます。

右下のメガネ2つのボタンをタッチすると、

2つのメガネが繋がります。増やしすぎたら「-」のボタンで消せます。

このメガネの連結は、2つのメガネが必ず同時に動くという意味になります。

最初に作るメガネは

「白丸が右に1マス動いて、前の場所に青丸を置く」「白丸が左に1マス動いて、前の場所に青丸を置く」が繋がっています。

ステージには白丸が2つありますが、どっちの白丸が連結したメガネの上か下のどっちに対応するかがランダムにきまります。

その結果、2つの白丸は左右にランダムに動きながら青丸がどんどん増えてゆきます。2つの白丸は左右でそれぞれ反対方向に動くので、鏡対称に動きます。2つのメガネが連結しているので2つのメガネが1回ずつ同時に動いています。これが、連結してなく2つ別々のメガネだったら、それぞれの白丸が毎回左右にランダムに動くだけですから、2つの白丸の動きが繋がることはなく、別々にランダムな絵になるだけです。

さらに、縦方向に動くのも連結メガネでつくってみます。

こちらは、両方とも下に動きます。これで

こんな感じで左右に鏡像な模様ができます。両方下に動くようにしたので鏡像ですが、こちらも1つが下、1つが上に動くようにすれば、

このような点対象な形になります。

基本はランダムな動きなのですが、全体の中に対照性という秩序が少しだけあると、美しさを感じるのは面白いですよね。

青丸が重なると、どんどん濃くなります。それはそれで面白いのですが、それを利用して色をつけてみましょう。青丸と同じように、赤丸と緑丸も描きます。2つ重なると別の色に変わるメガネを作ります。

分かりにくいですが、メガネの左側には2つの丸が重なっていて、右側には1つの丸になってます。一番上のメガネは、青丸が2つ重なると赤丸になります。次は青丸と赤丸が重なると緑丸になります。最後は、青丸と緑丸が重なると青丸に戻ります。

こんな感じで、丸が重なることがなく、いろいろな色の模様になりました。左右で同じ動きになるので、色の配置も左右で対称になります。対称性を壊さないようなメガネを工夫してみるのも面白いとおもいます。

動きはこんな感じになります。

https://w.viscuit.com/i/768/768/g3/I5QNGgmm6e09Q0xIRkkmTENjLs3VoL

このページは動画ではなくて、ビスケットが動いてますから開くたびに違う模様になります。

ずっと動かしていると、点が増え続けてしまいそうですが、少しずつ消えてゆきます。この消え方も左右対称に消えるので、ずっと動かしていても対称性は崩れず、一定の点の数で模様が変わってゆきます。

この動作を解説すると、ビスケットはステージに置ける絵の最大数が1000に決められています。1000を超えた時にそれ以上絵が増えないような仕掛けにしています。前のビスケットは1000を超えた時、もうそれ以上絵を増やせないようになってました。増えるメガネが動かないように見えました。

新しいビスケットはそこが変わっています。1000を超えたとき、一番古い絵から消えるようにしました。一番古い絵というのは、このプログラムを動かした時の最初の頃に生成された青丸です。これから順に消えてゆきます。途中青丸が2つ重なって赤丸になるとそこで2つの青丸は消えて赤丸が作られるので、ここで新しい絵になり消える候補からは外れます。その結果、ずっとみていると緑の領域が生き残ったりしますが、緑になるは常に他の青より新しいからです。

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